業務でOffice製品を使う事が多いと思います。
そういう私も、職場の書類はほぼOffice製品で作っています。
EXCEL、Word、PowerPoint・・・を主に使用しています。
そういう職場も多いのではないでしょうか?
最近は学生アルバイトでも、授業のレポートではWordを使っているようなので
新卒の子も結構Wordには慣れていますね。
EXCELも簡単な数式は使えるようなのですが
わりと知られていないのが
「セル内で文章を改行して、体裁よくきれいにセル内におさめる方法」です。
よくみるのが
セルの書式設定で「折り返して全体を表示する」を使う方法。
でも、これは思った位置で折り返しはしません。
なので、さらにスペースをいれて改行位置を調整する方法。
このやり方、本当に多くの人がしているのを見かけます。
でも、これだとセルの幅が変わるたびに、スペースを調整しなくてはいけないので
正しいやり方とはいえませんね。
自分の好きな位置で、セル内の文章を改行するには
さて、ではどのようにしたらよいか?ですが
改行したい場所で、ただ「Enter」キーを押しただけでは
「次のセルに移動してしまう!」となってしまいます。
ここでポイント!
「Alt」キーと「Enter」キーを同時に押しましょう!
すると、自分の思った位置で改行されます。
こうしておくと、セルの幅が広くなっても、この位置での改行は変わりません。
このセル内改行と一緒に覚えておくと便利な機能があります。
改行をいれた文章を、逆にいっきに1行に戻したい!なんて時があります。
これも、ポチポチ、セルを1つづつ選択して
改行位置を「DEL」で消していく・・・なんて悲しい方法はとらないでください(笑)
いっきにセル内改行を消す方法があります!
セル内の改行をまとめて削除する方法
たとえば、下図のように、番地で改行されている
セルの改行を消して、住所を1行にしたいとき。
EXCELの置換機能を使って、セル内の改行をまとめて削除する方法
がありますので、この小技もセットでご紹介したいと思います。
メニューから「検索と置換」を選択するか
「Ctrl」キーと「F」キーを同時に押して
「検索と置換」画面を表示します。
上の「検索する文字列」のテキストボックスを選択し
[Ctrl] キーを押しながら [J] キーを押します。
[Ctrl] + [J] は改行を意味します。
この時、画面上のテキストボックスには何も表示されませんが、
[検索する文字列] ボックスには改行が指定されているので
見た目はこれで大丈夫です。
次に「置換後の文字列」には何も指定せず
「すべて置換」ボタンをクリックしてください。
すると、セル内改行が消され1行になります。
この「まとめて削除」機能も意外と知られていないので
覚えておくと、仕事の効率があがりますよ。
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