東野圭吾さん原作映画 興行収入トップ5
ベストセラー作家、東野圭吾さんの作品を原作にした映画「マスカレードホテル」が公開されています。そこで、映画化が多い東野作品の中で興行収入が多い順にまとめてみました。
東野圭吾原作映画 興行収入トップ5
【東野圭吾原作映画 興行収入トップ5】
1位:容疑者Xの献身 49.2億円 2008年10月公開 主演:福山雅治 監督:西谷弘
2位:真夏の方程式 33.1億円 2013年 6月公開 主演:福山雅治 監督:西谷弘
3位:プラチナデータ 26.4億円 2013年 3月公開 主演:二宮和也 監督:大友啓史
4位:麒麟の翼~劇場版・新参者~ 16.8億円 2012年 1月公開 主演:阿部寛 監督:土井裕泰
5位:祈りの幕が下りる時 15.6億円 2018年 1月公開 主演:阿部寛 監督:福澤克雄
上記以外にも興行収入が10億円を超えたヒット作品も複数あります。
・手紙 12億円 2006年11月公開 主演:山田孝之 監督:生野慈朗
・ナミヤ雑貨店の奇蹟 10.9億円 2017年9月公開 主演:山田涼介 監督:廣木隆一
・天空の蜂 10.8億円 2015年9月公開 主演:江口洋介 監督:堤幸彦
「ラプラスの魔女」は、上記興行収入トップ5が発表された後に公開されています。これまでの東野作品とは少し違う空想科学ミステリーで、嵐の櫻井翔さんが主役を演じ、監督は三池崇史さん。この2人のタッグは、2009年に公開された「ヤッターマン」以来であり、この時の興行収入は31.4億円でした。
※上記ランキングは雑誌「日経エンタテインメント」より引用しております。
容疑者Xの献身
興行収入:49.2億円
公開年月:2008年10月
主演:福山雅治
監督:西谷弘
ガリレオシリーズの第3弾です。(第1弾:探偵ガリレオシリーズ、第2弾:物理学者湯川シリーズ)2006年5月に同作品が第6回本格ミステリ大賞を受賞し、2008年8月には文春文庫より文庫化されています。テレビドラマ『ガリレオ』の劇場版として同ドラマのキャスト・スタッフにより映画化されました。
真夏の方程式
興行収入:33.1億円
公開年月:2013年 6月
主演:福山雅治
監督:西谷弘
ガリレオシリーズ第6弾で、シリーズ3作目の長編です。映画は、『ガリレオ』シリーズの劇場版第2作として公開されました。ガリレオシリーズの映画化は『容疑者Xの献身』以来5年ぶりで、興行収入は2013年度の邦画実写第1位になっています。
プラチナデータ
興行収入:26.4億円
公開年月:2013年 3月
主演:二宮和也
監督:大友啓史
作品は、『パピルス』(幻冬舎)に、2006年12月号から2010年4月号に連載されたミステリ作品で、2010年6月幻冬舎より単行本が刊行されています。DNAをテーマにしたSFサスペンス映画で、香港や台湾、シンガポールなど海外でも公開されています。
麒麟の翼~劇場版・新参者~
興行収入: 16.8億円
公開年月:2012年 1月
主演:阿部寛
監督:土井裕泰
刑事である加賀恭一郎を主人公にしたシリーズの第9作目にあたります。家族のあり方について書いた『赤い指』と人情を描いた『新参者』の双方の要素を取り入れた作品となっています。2010年4月に放送された連続ドラマ『新参者』(日曜劇場)の続編にあたります。
祈りの幕が下りる時
興行収入:15.6億円
公開年月:2018年 1月
主演:阿部寛
監督:福澤克雄
加賀恭一郎シリーズの第10作目です。『新参者』の完結編にあたるとされています。2013年9月に講談社より単行本が刊行され、2016年9月に文庫版が発刊されています。
まとめ
福山雅治さん主演の2作「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」は、テレビドラマ「ガリレオ」シリーズの流れがあり、ドラマも人気がありました。また、阿部寛さん主演の2作「麒麟の翼~劇場版・新参者~」「祈りの幕が下りる時」は、「新参者」シリーズです。「祈りの幕が下りる時」が新参者の完結編にあたります。このように見ますと、シリーズものがランキング上位にあることが分かります。
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